インフルエンザに適切な検査と消毒とオセルタミビル

冬が近づくとインフルエンザが毎年流行します。タミフルという治療薬の名前をよく耳にしますが、別名オセルタミビルともいい、ノイラミニダーゼ阻害薬という種類の薬のことです。オセルタミビルとは、ウイルスが細胞内に侵入してウイルスを複製し、その後で細胞から出ていこうとする際、それを阻害する作用があります。これによってウイルスを細胞内に閉じ込めて増殖を防ぐ働きをします。インフルエンザを発症後48時間以内に投与すれば相当高い効果があることが研究でわかっています。反対にウイルスが増殖してしまった後に細胞に閉じ込めてもあまり意味がありませんので早期発見、対処が大事です。以前、子供がオセルタミビルを服用して異常行動をしたという経緯があり、10歳上の未成年に対して使用を控えることになっています。もし調子が悪いなと感じたらすぐに検査をすることが大事です。インフルエンザの検査方法に「迅速診断法」というのがあります。鼻水を使って検査できるキットがあり、それで見分ける検査方法です。わずか15分ほどで結果がわかるので、インフルエンザ治療薬を服用するかどうかを早めに判断できるので非常に便利な検査方法です。そして、もし家族の中で感染してしまった人があったらその後のケアが大切です。感染した人が使ったトイレや浴槽などは感染源になりやすいので、しっかりと消毒をする必要があります。アルコール消毒する際は70%が一番効果が高いです。100%にするとウイルスをやっつける前に蒸発してしまいますので消毒効果があまりありません。インフルエンザの予防接種などを受けていても感染してしまう時はしてしまうので、その場合に備えて以上のような対処法を知っておくと非常に便利です。