インフルエンザの流行時期とオセルタミビルの注意点

インフルエンザ感染症はインフルエンザウイルスの感染症によって引き起こされます。インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型がありますが、人に感染症を引き起こすのはA型とB型です。流行時期に関しては、毎年12月から3月ごろに流行することが多いです。その理由としてはインフルエンザウイルスが寒くて、空気の乾燥した環境を好むためです。この流行時期を見据えて秋ごろにインフルエンザの予防接種をされる方も多いですが、A型インフルエンザは変異しやすく毎年型が変わります。これを予測するのは困難であるため、予防接種を受けていても効果が出ず、インフルエンザに感染してしまう場合も多いです。流行時期には毎年学校が学級閉鎖に追い込まれる程、感染力の強いウイルスです。
このインフルエンザ感染症の治療薬としては、オセルタミビル(タミフル)、ザナミビル(リレンザ)、ラニナミビル(イナビル)の3種類が日本では主に使用されています。中でもオセルタミビルは日本で最も早くから普及し、知名度も最も高い医薬品です。この中で唯一の経口薬という利便性も手伝って、今までは最も多く使用されてきました。しかし近年はオセルタミビルの耐性ウイルスも出現するようになり、他の薬が使用されるケースも多くなってきています。
オセルタミビル使用時の注意点に関してですが、異常行動に気を付ける必要があります。以前オセルタミビル服用時にマンションから飛び降りるなどの異常行動を起こすケースがニュースとして報道されました。それ以降、オセルタミビル使用時には発熱がある間は必ず保護者が見守るようにという注意喚起がなされています。特に10代のお子様でこのようなケースが多く報告されているので注意が必要です。